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2012.11.01 マンション管理費見直しセンターのホームページを公開しました。

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病院、防災無線、急な坂……、住む前に確認したい騒音の“落とし穴”

家を探す際、重視するのが騒音の問題。大通りや歓楽街の近くや、線路や踏切の脇などが騒々しいのは、誰でも分かることだが、中には住んでみないと騒々しさが分からない物件もあるという。不動産会社に勤務する40代の男性Yさんが、これまで出会った“思わぬ要注意物件”について振り返る。

「その物件は、丘陵地帯にある一軒家だったのですが、購入されたお客様から、『自転車のブレーキの音がうるさくてしょうがない』というクレームが寄せられたんです。そのお宅の前はかなりの急坂で、朝と言わず夜と言わず、整備不良の自転車のブレーキ音がキーキーと聞こえて、不愉快で仕方がなかったようです。その家が建った時は、まだ一帯の開発が進んでおらず、自転車も通っていなかったので、これは予想できませんでした」

 売ったYさんの会社に責任はないものの、会社の好意により、道路のサッシを二重にする措置を取ったのだそう。一方、「1日に2度、超うるさくなる物件」もあったそうだ。

「これはベッドタウンのニュータウンの物件だったのですが、家が防災無線のスピーカーの真横にあり、毎日、正午と午後5時に爆音で音楽が流れるのです。私もその現場に立ち会いましたが、テレビの音がまったく聞こえなくなるレベルです。赤ちゃんなどがいたら厳しいでしょう」

 そんなYさん自身も、若い頃に自分が住んだ物件で失敗をした経験があるそうだ。

「自分が実際に住んで大失敗だったのは、大病院の近くです。その頃、子どもが生まれたばかりで、引っ越し先を探す際、妻に『病院が近いと安心だから』と言われ、その物件を選びました。しかし、昼夜を問わず救急車が頻繁に通るうえ、すぐそばには消防署もあって、消防車もしょっちゅうサイレンを鳴らしながら通るので、あれには閉口しました。緊急自動車のサイレンは、何度聞いても慣れることがありません。2年半ほどで引っ越しました」

 病院に近いのはアピールポイントのひとつになりそうなものだが、場合によってはデメリットになることもあるということ。そしてYさんが見た物件の中で「最も耐え難かった」というのが、高速道路の目の前に立つマンションだったという。

「高速道路に面して建てられるマンションは、大抵、厚めのサッシが採用されています。少なくとも最近建てられたマンションは、間違いなくそうです。そのマンションもそのような仕様になっていたのですが、高速道路というだけでも騒々しいのに、目の前に高速道路の“継ぎ目”があって、車が1台通る度に『カターンッ!』という通過音がするのです。その場所は交通量も多く、深夜でもトラックの行き来が絶えない場所。住んでみるまでわからかったのでしょうが、あそこに住んだ人は地獄だったと思います……」

 そのマンションは、都心から近い上、駅からも近かったため、あっという間に売り切れたのだそうだが、「あれは辛いと思いますよ」と語るYさん。やはり目に見えないトラップは、色々な所に潜んでいるようだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171123-00000001-moneypost-bus_all&p=1