[東京 9日 ロイター] - 世界最大のソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)を運用するノルジスバンク・インベストメント・マネジメント(ノルウェー)は、東京都心の高級オフィスビルに投資する計画を明らかにした。投資に際しては、共同で投資する日本のパートナーも模索する。
チーフ・インベストメント・オフィサー(CIO)のカーステン・カレヴィグ氏がロイターに述べた。
東京の不動産投資をめぐっては、すでに投資家が混在し、同社は東京進出で後発組になる。
しかし、カレヴィグ氏は、今後新たなオフィスビルの供給が限られる東京は、市場として依然魅力的だと指摘した。アジアでもう1つの拠点となるシンガポールについても同様のことが言えるという。
投資の規模については明言を避けた。ただ、東京の主要地区のSクラス、Aクラスのビルに投資することにより「安定した賃料収入を確保したい」とし、都内では丸の内、大手町、赤坂のような中心地での投資を検討していると述べた。
同社は8日、東京に不動産投資の拠点を開設した。
※インタビューは8日に行われました。
(藤田淳子 翻訳:江本恵美 編集:田巻一彦)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151009-00000049-biz_reut-nb